shake6’s blog

食の問屋に勤めている私が、主に食について徒然なるままに書いていきます。食べること、料理すること大好きです。

【秋の味覚】さんまの炊き込みご飯

こんにちは。

サケロクと申します。

 

今年は9月以降も真夏日が続いていつ秋が来るのかと思っていましたが、最近やっと涼しくなってきましたね。

金木犀の香りが好きで、ふわっと香ると秋特有の切ない気持ちがまた心地いいです。

 

まあ何をふわふわポエムみたいなこと言うてるかといいますと、とにかく秋ならではの食べ物を食べたい欲がここ最近高まっております。

 

ということで今回は『秋刀魚の炊き込みご飯』を作っていきたいと思います!

 

よろしければ見ていってくださいね。

 

ちなみに週刊少年ジャンプ連載中の『食戟のソーマ』より、秋の選抜でソーマが作った秋刀魚の炊き込みご飯をイメージして作ります!

 

材料

・秋刀魚 1匹

・米 2合

・だし汁 500ml

・しめじ 半分ぐらい

・大葉 3〜5枚

・塩昆布 適量

・乾燥ゆず皮 適量

・かりかり梅 2個

 

【作り方】

秋刀魚の頭と内臓を取って、お腹を綺麗に洗います。

キッチンペーパーでしっかり水気を取ったら、フライパンで塩焼きしておきます。

 

ちなみに美味しい秋刀魚の見分け方は、目が澄んでいるのはもちろん、クチバシが黄色いもの、頭から背中にかけてこんもりしているものが美味しいらしいです!

店に行ってその情報を頼りに秋刀魚を吟味しましたが、僕は既にぶつ切りになっているものを買いました!

上で内臓取ってとか言うてますけど、めんどいですもんね。一回魚捌くのにハマってたんですけど、捌き熱がない時は面倒くさく感じてしまう。しょうがない。

 

上記のしめじ〜かりかり梅を適当な大きさに切ります。

 

かりかり梅は種を取るの難しいので、包丁は気をつけて使ってください!

ちなみに大葉とかの香草は手のひらでパンって叩くと香りが際立ちます。

 

こんな感じかな。しめじないけど。

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米洗ってとぎ汁出したら、切った秋刀魚としめじ以外をご飯に混ぜ込みます。

混ぜ終わったらご飯の上にしめじ、秋刀魚を乗せて、だし汁を入れます。

 

原作では土鍋で作ってたけど、炊飯器の炊き込みモードでオッケーです。

今回だし汁は茅乃舎のだしでやってます。高いけどめっちゃ美味しい。

 

全部詰めたらこんな感じ。

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1個目の写真では秋刀魚4つあるけど、僕の炊飯器(一人暮らし特化3合炊き)には入らなかったので、一切れだけ先にペロリ。

 

そしたら炊き込みモードで炊いていきます。

 

完成!

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秋刀魚の骨を取って、ほぐしながら混ぜ込みます。

お好みでスダチを絞ってかけても美味しいよ!

 

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横の唐揚げは後日紹介するとして、とりあえず右の炊き込みご飯見てください。美味しそうでしょう。黄色やピンクの色合いが鮮やかですね。

秋刀魚の香ばしい風味がお米に移って素晴らしい味でした。

大葉、柚子皮、カリカリ梅もいい香りのアクセントになっております。

原作ではカリカリ梅のカリカリがいい食感になってるらしいですけど、炊き込み前に入れるとカリカリしなくなるんですね。(カリカリのゲシュタルト崩壊)

ただ、香りも着くし、しめじの食感が生きるので炊き込み前に入れることお勧めします。

 

さて、原作ではこれで終わらないんですよね…

ご存知の方もいるかと思いますが、この炊き込みご飯には第2の顔がございます。

 

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そう、豆乳スープでおじや風に食べる!これがまた美味い!

豆乳スープは無調整のものを鍋で温めながら、味噌とパルメザンチーズで味を調えます。

この時焦がさないように適度に混ぜつつ温めましょう。

僕は味噌は豆乳200mlに対して小さじ一杯ぐらいでやってます。

 

豆乳でクリーミーになった炊き込みご飯の中からたまに突き刺す柚子皮の風味がたまりません。

まさに香りの爆弾。柚子皮入れたのはホント正解。

 

なかなか満足のいくメニューになりました。

まとめると

秋刀魚焼いて、具材と一緒に炊飯器で炊くだけでオーケー!簡単かつめっちゃ美味しいので是非お試しください。